Vol.23) 簡単なボールをミスして、難しいボールが入るわけ
「チャンスボールをミスしてしまう・・・」
それとは反対に、
「難しいボールなのにいいボールが決まる・・・」
そんな経験やそんな選手と対戦したことはありませんか?
普通から考えたら、信じられませんよね ?!
みなさんも試合中に上記のような体験は何度となくしているはずです。
はるかに難易度が違うボールなのになぜこういうことが起こるのでしょうか?
そうです、それはイメージに差があるからなのです。
“簡単なボール(チャンスボール)が来た”と思ってしまうと、簡単だと思い込んでしまいイメージがあまり湧きません。『チャンスボール』ってことしか頭の中に残っていないのです。
これとは反対に、
「難しいボールに対してはどのように返球しようか?」
と瞬時に鮮明なイメージが要求されているのです。
これが
“イメージ力の差” なのです。
(みなさんも、イメージを高め、テクニックを高めてください。)
簡単なボールも難しいボールも同じように、イメージをしてあげることがより重要になるわけです。
例えば、練習相手をする時、返ってくるボールは基本的に同じ場所・・・
ちょっとつまらないと感じていませんか?
こういう時こそ、どう返球するべきかをイメージしていくのです。単調なボールだからこそ、イメージトレーニングには最適です。
みなさんもチャレンジしてください!
今まで、凡ミスが多かった人は、このイメージが掴めるようになれば、凡ミスが凄く少なくなるでしょう!
自然と鮮明なイメージが湧き、結果、難しいボールなのに案外簡単に対応できてしまうのです。
皆さんも難しいボールを打てた時には、一度どんなイメージしたのかを思い起こして下さい。
Vol.1) 頭のトレーニング (イメージトレーニング) で紹介したように、ボールを打つだけが練習ではありません。
イメージすることも立派な練習なのです!