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Vol.26) 入る気がしない




試合に入る前、何となくでも、『入る気がしない』と思ったことありませんか…。

例えば、
・今日はサービスが入らない…。
・レシーブがどうも調子悪い…。
・ツッツキ打ちがどうも…。

自分には全く理由はわからないのですが、とにかく入る気がしないのです。
実は、このフィーリング(感覚)は、脳が違和感を覚えている状態なのです。



という情報を左脳が“違和感”という形で、あなたに教えている信号なのです。
この違和感を感じたら、すぐにプレーをやめて、もう一度仕切り直したり、間をおくことで頭と体を落ち着かせるようにしましょう。
せっかく『何かがおかしいよ』と教えてくれているのですから、無視しては可哀想です。

この症状の重症バージョンがスランプです…。
スランプに陥り、がむしゃらに練習してもなかなか抜け出すことはできません。
皆さんも長年卓球を続けていたら、そんな状態になったことありませんか?!
そんな時には、一度思い切って1週間程度卓球から離れて(練習を休んで)みましょう!今までやりたかったことをチャレンジしてみるのもよし、自分の趣味に没頭するのもよし。とにかく卓球のことを考えないようにするのです。(難しいかもしれませんが…)



参考記事がありますので、下記にてご紹介させていただきます。 (参考文献:スポニチ)

山本浩二元監督の話し。
“広島東洋カープで長きに渡って活躍し「ミスター赤ヘル」の愛称で親しまれた選手、そして監督歴任。

 前年の79年、広島は開幕4連敗スタートとなったが、それと歩調を合わせるかのように4番山本はスランプにあえいだ。78年に巨人・王貞治一塁手を抑え て本塁打王のタイトルを獲ったことが逆に災いしたのか、元来中距離タイプの山本が一発を求められる雰囲気の中で、大振りが目立った。5月が終わろうとする 頃になっても打率は2割3分台。来る日も来る日も早出特打ちの毎日。それでも結果は数字に表れなかった。
 体重が1カ月で6キロ減り、げっそり痩せた夫の姿に見かねた夫人は思い切って提案してみた。「外へ食事に連れて行ってよ」。

 広島にいる時の山本は滅多に外食しなかった。街を歩けば知らない者はいない有名人。落ち着いて食事ができないからだった。それを知っているからこそ、夫人は今まで外食しようと言ったことはなかったが 「子供たちを連れて外に出れば、少しでも野球から頭が離れると思って」 と考えたからだった。

 しぶしぶ出かけた山本だったが、翌日の試合で久しぶりの2安打を記録。気分的に楽になると、以後ヒットを量産し、本塁打もそれに伴って増えた。
「偶然かもしれないが、ヒットが出たことで気分が変わった。今考えてみると、あれがスランプ脱出に一番効果があったかもしれない」 。以後、山本家では試合のない日は外で食事をすることが多くなった。



気分を変えることにより、『入る気がしない』と感じていたフィーリング(感覚)が無くなっていることに気がつくでしょう!『何かがおかしいよ』という信号は、このように左脳が動いている(違和感を発している)状態では理想のプレーはできません。

ベストパフォーマンスができる理想の状態とは、右脳のイメージ映像だけでプレーする時だからです。

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