Vol.31）　自分を客観的に

試合後の会話を聞いていると、
「チャンスボールをミスした…」
「相手がやりずらかった…」等々、
ちょっと愚痴っぽい会話になってしまいますね…。

私たちの日本の教育では、幼い頃から常に反省をするように教育されていますから、その習慣が現れてしまうのはしょうがないことなのですが…。

そこで実践していただきたいのが、客観的に自分をみてみること。
とはいってもなかなか難しいですので、“チェックシート”を用意しました。つけ方は簡単です！！
試合後に試合をしていた状態、気持ちの動きを記入してもらうだけです。

また、コーチ・先生・友達・家族など協力してもらえる方がいる場合は、その方にも
“チェックシート”（チェックシートは、こちらからプリントアウトしてご使用ください！）
に記入してもらうようにしましょう。

チェック後、協力者の付けたチェックシートと自分で付けたチェックシートを比べてみてください。
すると…

どちらとも正解なんです！！

但し、協力者の付けたシートには、客観的な目線であなたを判断しているということ。
あなたは、まだ初めてなのですから、客観的にみることは難しいことがわかるでしょう…。
こちらも続けることにより、より良い変化が生まれてくることでしょう。

そして、ポイントになることが、“素晴らしい試合をした時のチェックシート”だけをラケットケース等に忍ばせておき、機会があるときに、それを見て良かった試合のイメージをするのです。
悪い試合のイメージや反省は今まで散々行なってきたわけですから、これからは忘れて下さい。

これを習慣として取り入れて頂ければ、試合だけでなく、仕事や生活にまで取り入れることができて、成功への準備が整うことでしょう。