卓球愛好者のための試合検索サイト

Vol.42) 「ネットとエッジ」



近年では、ボールがプラスチックになったこともあり、試合中のネットが多くなったと感じます。
ボールのサイズが変更された時も感じましたが、「ネットが多い」「エッジが多い」と言ったとしても、何もはじまりません。

勝負に流れがあるように。ツキというものも試合にはあるものです。
今回は、ツキ(運)がなかったかもしれないけれど、次の機会にはツキが回ってくるかもしれません…。
勝つには、ツキを呼び込むのも大切な要素です。

卓球は、メンタル・スポーツと言われています。
台を挟んで間近に対峙するスポーツだからなおのこと。
今回のコラムに「ネットとエッジ」を記載した理由は、このメンタルを利用して、勝負の優越をはかろうとする選手がいると感じさせられ、残念に思ったからです…。

お互い勝ちたいと思い、日夜練習をしているし皆さんも努力もしていると思います。
何年も卓球をやっていれば、遠くからでも視界を遮られなければ、ネットやエッジはわかるものです。

しかし、してもいないネットやエッジを主張して、相手の気持ちを揺さぶる行為には私は納得ができません。
選手には、強い選手や外国人選手に言われれば、していないと自信を持っていても 「そうなのかなぁ~」と自分の主張を通せない性格の選手もいるものです。

それで、流れが変わってしまうことも多々あると思います。
もし、あなたがその逆の立場だったら、どうでしょうか?
勝って嬉しいでしょうか…。素直に喜べるのでしょうか…。

ローカルの試合など、審判がいない試合では特にお互いのモラルが試されているのです。
そのモラルは、勝負よりも大切なのだ!ということを選手の皆さんにも理解して頂き、
指導者の皆さんに今一度考えを巡らせてほしいと思います。

なぜならば、卓球はイギリス貴族発祥のスポーツなのだから。





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