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Vol.43) 見る力 と 観る力



みなさんは、監督やコーチから『 試合をしっかり見なさい 』と言われたことは、 多々あると思います。
そんな時に、何を注意して見ているのでしょうか?!
この『良く見ておきなさい』と言う、見るには、“ 二つのミル ”があるのです。

一つは、みなさんも知っている“ 見る ”です。
  • 相手がどんなサービスを出してくるのか?
  • どんな技術が得意なのか?
  • フォアハンドとバックハンドどっちが得意?
などの様に、主に肉眼で見れるようなことを指します。


その一方では、“ 観る ”があるのです。
  • 接戦になった時の相手の心境は?
  • 場面、場面での無意識に出てくるクセは?
  • 勝負ところで、強気でくるのか、慎重にくるのか?
などの様に、相手を観察して観る!
また、心の動きを察知することを観るということです。


近頃の選手の特徴として、(注:そうでない選手もたくさんいます!)
勝負どころや駆け引きが良くわからない…と言います。
また、勝負という意味が良くわかりません…という選手もいました。

勝負事には、必ず流れがあります。それをいち早く察知し、タイムアウトを取るなど、現行のルールでは勝負の分かれ目と言っても過言ではないほど大切な事なのです。


このような選手たちは、“ 見る ”“ 観る ”ということが不得意でした。

自分が試合をしている状況でも、試合を応援している状況においても、“ 二つのミル ”を持ち合わせていれば、あたかも自分が試合をしているような集中力で自然と観れるようになるものです。


皆さんも、自分が出場する試合も応援する試合も、この“ 二つのミル ”を取り入れてください。
勝負どころが自然とわかるようになり、試合(勝負すること)がどんどん楽しくなっていくことでしょう!!!





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