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Vol.47) 熱中症の予防!



「熱中症」とは、発汗や循環機能に異常をきたし、体温の調節がうまくできなくなることによって起こる、様々な体の不調を総称した症状のことです。

「体温調節機能」がうまく働かなくなると、発汗による蒸発や皮膚からの熱放出を通じた「体温のコントロール力」が崩れ、本来なら暑いときも寒いときも一定に保たれるはずの体温が上昇し、体内に熱がこもってしまいます。また、同時に、体内の水分や塩分のバランスも失われます。

めまい・けいれん・吐き気・意識障害・頭痛など、さまざまな「熱中症」の症状が引き起こされることになります。


熱中症は、ちょっとした注意で防ぐことができるのです。                   pict
普段から心掛けて欲しいポイントをあげてみたのでさっそく今日から試してみてください。


【 体調の確認を怠らない… 】
睡眠不足や風邪ぎみなど、自己管理をしっかりしましょう!
睡眠不足は、一番よくありません。お仕事や家事で遅くなり、次の日に試合…。
とても危険ですので、無理に試合に出場するのはやめましょう!


【 服装に注意 】
通気性の良い洋服を着て、外出時にはきちんと帽子をかぶるようにしましょう。
体育館の中では、試合を待つ休憩の時には、風通しのいい場所を見つけて休憩するようにしましょう!
特に関東県内の人達は、節電の協力により最低限の空調しか使用していない傾向にありますので、積極的に涼しい場所を見つけて休むようにしてください。
【 こまめに水分補給 】  pict pict
「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足になっていることが多いのです。「のどが渇いた」と感じる前に、定期的に少しずつ水分を補給しよう。
また、汗と一緒に塩分が失われることを考えると、スポーツドリンクなどを飲んだり、塩分を含んだアメをなめる等をすることをオススメします。


【 年齢も考慮に入れて… 】
体内の機能が発育途中の子どもや、体力が衰えはじめた高齢者は熱中症になりやすいのです。
年齢を意識して、「私は、大丈夫」という気持ちは忘れて、予防を心がけることも大切です!




卓球の試合でのセット間の休憩時にこんな光景を良く見ます。
試合をしている選手は、暑さと緊張感で体が火照り、頭がボーっとしてくることがあります。それを少しでも和らげるために、うちわであおいだり、冷たいタオルで首筋を冷やしたりします。
皆さんも暑い体育館で練習や試合をする時には、冷たいおしぼりなどを用意しておくと良いでしょう!
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それでも、熱中症になってしまったかな?!と思った時は…
『熱中症かな?』と思ったらまずまっ先にしなければならない基本中の基本を挙げてみたので、いざというときのために、ぜひ覚えておきましょう。
もちろん!自分だけじゃなく、友人・知人・周りの人がそんな状態にならないとも限りませんので、簡単な知識は覚えておいて損はありません!

・ 涼しい日陰やクーラーの効いた室内などに移動するようにしましょう!
日向を避けることが第一です。風通しの良さそうな場所を見つけましょう。
体育館なら熱中症にならないというのは間違いです。熱中症とは、体の中と外の暑さによって引き起こされる様々な体の不調のことだからです。

・ 衣類をゆるめて休む
首もとやベルトなどを緩めて、風通しを良くするようにしましょう。

・ 水分を補給する
このとき、水分だけではなく、汗によって失われた塩分も補給する必要があります。 スポーツドリンクや塩分を含んだ飲料水(自作でも可)などを少しずつ何回にも分けて補給しよう。
お水だけしかない場合には、塩飴などを一緒に含むようにするといいでしょう。

・ 体を冷やす
氷や冷たい水でぬらしたタオルを手足に当てます。特に首の後側や脇の下、股関節には、リンパ腺があります。その部分を冷やしてあげると体温が少し下がっていきます。 氷や冷たい水がない場合は、タオルやうちわ、衣服などを使ってあおぎ、風を送って冷やすようにすると、気化熱で体温が下がっていきます。

これらは、自分でもできる応急処置です。
軽い症状の場合はこれで良い場合もありますが、気分が悪くなるほどなら、ためらわずに病院に行く、もしくは救急車を呼ぶなどの処置も必要になります。
あなたの家族や友人・知人が熱中症になったときのことのことも考えて、ぜひ頭に入れておきましょう。

卓球の試合だけでなく、レジャーなどにでかけるときは、タオルや冷たい水を入れた水筒、スポーツドリンクや日陰をつくれるようなパラソル、レジャーシートなどしっかり準備をしてください。

卓球の試合でも同じですよね♪
大切なのは試合やその試合の結果ではなく、その試合までの“良い準備!”です。






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