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Vol.7) “勝つことへの恐怖(成功することへの恐怖)”




 下手だと思われたくない、恥をかきたくない、などの失敗への恐怖と同時に、“人は成功への恐怖”が存在します。

 『まさか、成功することで恐怖を感じるなんて…?』と思われるかもしれませんが、スポーツに限らず仕事の上においても、人は成功する事に恐怖を感じる事が多々あるのです。


◆幾つか例をあげてみましょう。

 ① 毎回、区の大会で負けている選手が、全国大会にあと1回勝てば出れるとなったら、どうでしょう?
 全国大会という未知な世界に飛び込んでいくことが見えない恐怖となって、崩れていく選手はたくさんいるのです。

 ② 福原愛選手に勝つ場面に遭遇した時ではどうでしょう?
  ・『テレビでインタビューされてしまうかな…。』
  ・『私が世界選手権の代表に選ばれるかな…。』
  ・『選ばれても、世界のトップの選手に勝てるのかな…。』
 …不安が募りますよね。

 ③ いつも教えてくれているクラブや部活の先輩と試合して、『あれれ、もしかしたら勝っちゃうかも?』って感情を抱いたことありませんか?


 ④ プロ野球の選手も同じです。プロになる為にどんな努力も惜しまずに練習してきた人達でさえ、いざ本当にその状況に近づき
『本当にテレビで見てきた人達と一緒にプレーすることになったら?』
『テレビで放映されてる時に、全打席三振だったら…』
と考えると心のブレーキが作動し始めるのです。


 『このまま勝ってしまっていいんだろうか…?』
 そうです、これがその“ブレーキ”であり、“恐怖”というものなんです。

 この“心のブレーキ”を外すには繰り返し成功した自分をイメージすることです。
 出場したことのない全国大会に、自分が出場して活躍している姿を思い描くのです。

 そのイメージが鮮明になれば、それが目標にもなり、きっと“勝つ事への恐怖、成功することへの“恐怖”から開放されることでしょう。



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